【概要】 |
奈良県立同和問題関係史料センターは、平成5(1993)年12月1日に開館しました。
1980年代以降、奈良県内各地において膨大な同和問題関係史料が発見されました。それらの史料のいずれもが、これまでの同和地区の歴史に根本的な見直しを迫るような内容をもつものでした。そうした史料に基づいて、同和教育の内容を作り出していくことの必要性から、奈良県教育委員会では、奈良県内の同和問題に関する史料の調査・収集・整理・保存・研究を行い、同和問題の解決に資することを目的に同和問題関係史料センターを開設しました。
当センターの事業としては、一般公募した奈良県民を対象にした「県民歴史講座」、小中高の教員を対象にした「部落史学習講座」があります。また、刊行物として「史料集」や「研究紀要」を毎年発刊しています。
展示は、年1回を基本にテーマ展示を開催していますが、当センターは常設の展示施設ではありませんので、ご来館いただくときは事前にお問い合わせいたければと思います。 |
|